謙虚さと誠実さをもって対象者と向き合うことが大切。
K・Tさん /保護観察所保護観察官 文学部出身
犯罪や非行をおかした人の立ち直りを助けるといっても、「人対人」。相手に対して謙虚で誠実であることが大切であり、対象者から教えられる事もあります。
保護観察業務にあたっていると、対象者と面接を重ね、どれだけ心の内を聞いても再犯に至ることもあり、無力感を感じる事もあります。
それゆえに無事に保護観察が終了した時はホッとします。その後も近況を連絡してくれる対象者もいて、そんな時はなお嬉しくなります。
最近の施策として、犯罪傾向に即したプログラムが取り入れられてきており、日々勉強です。職場で同僚と処遇についてのカンファレンスもしており、自分ひとりで抱え込まず、お互いを気遣う意識も高く、職場の雰囲気はとても良いです。