地味だけど、やりがいこそ法務教官の魅力
T・Rさん /少年鑑別所教官 法学部出身
法務教官という仕事はあまりメジャーな仕事ではないですが、そのような仕事を見つけ、さらに興味を持ち、なってみたいと思ったのであれば、その人はすでに法務教官の適性は持っている人です。ただし、どの仕事もそうですが、みなさんが想像するような仕事だけでなく、地味な仕事や、しんどいこともたくさんあるかもしれません。
私もまだ採用されて間もないですが、日々考えさせられる毎日です。けれど、やはりやりがいはその分大きいのも法務教官の魅力です。
今後この仕事を目指される皆さんも、採用されれば、そのやりがいを感じられると思いますので、最初は苦労するかもしれませんが頑張ってください。
少年の更生をアシストする情熱と、国民への責任感を感じる仕事
Y・Yさん /少年鑑別所教官 法学部出身
私は少年院と少年鑑別所の両方で勤務しましたが、それぞれに困難があり、やり甲斐があります。
法務教官は、非行を犯した少年が自分の人生を修正し、再び被害者を出さない人になるためにアシストする仕事です。
あまり目立つ職種ではありませんが、被害者を含む国民の納めた税金で行われており、責任は重大です。国民に対する責任感、そして「非行少年も国民の一人である」という情熱を持った公務員、それが法務教官だと思います。