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團藤重光博士について

團藤重光(だんどう しげみつ)

團藤重光博士

團藤重光(1913-2012年)は、岡山県出身(出生は山口県)の法学者である。1935年の助手任官以来、東京帝国大学・東京大学法学部の教官として日本の法学界に多大な学問的業績を残すとともに、戦後の新刑事訴訟法の制定に深く関わった。1974年以降、最高裁判所判事に任官し、刑事裁判実務において自らの理論を実践した。1983年の退官後は、東宮職・宮内庁参与の宮中要職を歴任した。1981年、日本学士院会員に選任。2004年以降は龍谷大学客員教授をつとめた。1987年、勲一等旭日大綬章、1995年、文化勲章を受章。1968年には、『刑法紀行』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。主著に『新刑事訴訟法綱要』、『刑法綱要〔総論〕〔各論〕』、『死刑廃止論』などがある。