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Ryukoku Corrections
and Rehabilitation Center(RCRC)

矯正・保護総合センター

40周年記念事業について

矯正・保護総合センターが所管する矯正・保護課程は、2017年春に満40周年を迎えることができました。本課程がここまで発展できたのは、学内外のみなさまのご助力やご理解があったからこそです。改めて、みなさまにお礼申し上げます。

さて、2017年度は本課程開設40周年を記念して、本センターがこれまで培ってきた教育・研究の実績・成果や人的ネットワークを生かし、一連の事業を開催させていただきました。その内容を、簡単に紹介させていただきます。

2017年10月14日には、龍谷大学響都ホールにおいて、若草プロジェクト設立2周年記念シンポジウム「−SOSを心に抱えた少女や若い女性たちの支援−」を共催しました。
瀬戸内寂聴さんのお話をはじめ、村木厚子さんや橘ジュンさんの講演、浜井浩一教授をコーディネーターとしたシンポジウムなど行いました。今年度は、このシンポジウムを社会連携事業と位置付けて実施しました。
2017年10月28日には、大宮学舎において、記念講演会・記念式典を開催しました。
記念講演会では、村木厚子さんに「共生社会を創る」との演題で講演をいただきました。
引き続き記念式典では、入澤崇学長の式辞の後、大谷光淳氏(浄土真宗本願寺派ご門主)をはじめ、富山聡氏(法務省矯正局長)や畝本直美氏(法務省保護局長)、藤本哲也氏(公益財団法人矯正協会会長)、御手洗冨士夫氏(更生保護法人日本更生保護協会理事長、代読:同協会事務局長の蛯原正敏氏)から祝辞をいただきました。その後の懇親会では、三浦守氏(大阪高等検察庁検事長)の乾杯のご発声の後、本学関係者と矯正・保護関係者らが懇親し、終始和やかな雰囲気の中、盛会のうちに終了しました。
矯正・保護課程受講生向けの講演会も、2017年10月から11月にかけて3回にわたり開催しました。いずれも本学出身の刑務官や法務教官、保護観察官を講師に迎え、それぞれの職務内容や採用試験などの話をしていただきました。

このほか、2018年3月18日には、研究交流協定を締結している英国ポーツマス大学との国際シンポジウム「少年司法のゆくえ」を開催しました。

福島 至(矯正・保護総合センター長)


矯正・保護課程開設40周年記念事業

学生向けキャリア講演会