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Ryukoku Corrections
and Rehabilitation Center(RCRC)

矯正・保護総合センター

センター長よりご挨拶

浜井 浩一  矯正・保護総合センター長(法学部・教授)

福島センター長の後を受けて、矯正・保護総合センター長を務めることになりました。福島センター長時代には、6年間研究委員長として主に研究プロジェクトの統括やネットワーク講演会・シンポジウムの企画等を担当してきましたが、それ以前には矯正・保護課程委員長も経験しています。また、私は、龍谷大学に来る前には、法務省に勤務した経験を持ち、少年鑑別所、少年院、少年刑務所、(B指標)刑務所、保護観察所といった矯正・保護の現場をすべて経験してきました。その意味で、矯正・保護総合センターに対しては強い思い入れがあります。矯正・保護を主要な研究分野とする初めてのセンター長として、これまでの経験をいかし、福島センター長の功績を引き継ぎつつ、教育や研究、社会連携活動の分野において、一層事業を推進していく所存です。

近時、矯正・保護を取り巻く状況はめまぐるしく変化しています。1995年に発生した地下鉄サリン事件以降の厳罰化の推進、それによる刑務所の過剰収容を経て、2009年には矯正施設を出所しても居場所のない高齢または障がい者を支援するための地域生活定着促進事業が始まり、2012年、政府は社会における「居場所」と「出番」をキーワードとして再犯防止に取り組むことを宣言しました。そして、2016年12月には国会で「再犯の防止等の推進に関する法律」が成立し、2017年12月には政府の「再犯防止推進計画」が閣議決定され、地方自治体においても再犯防止に向けた取り組みが求められるようになりました。

このような流れの中で、矯正・保護関係機関では再犯防止の中核的組織として様々な改革が始まり、地方自治体では再犯防止推進計画や再犯防止条例の策定が始まるなど、矯正・保護や再犯防止に関する専門的知見を有する当センターが果たすべき役割はますます大きくなっています。当センターでは、こうした社会から期待に応えるためにも、これからも優秀な人材を養成し、研究を深め、成果を社会に還元するなど活動内容をさらに充実させていきたいと考えています。

今後とも、よろしくお願いいたします。